Pardotのメールに関わる機能とその機能を有効に活用するためには?

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Pardotのインサイドセールスを加速するメール活用方法は、あるのでしょうか?

この記事では、Pardotのメールに関わる機能と、その機能を有効に活用するためのヒントを紹介します。

Pardotでメールを活用するには、メールマーケティングの視点とリストメール、メールトラッカーなど各機能があげられるでしょう。
MAツールのメール機能を活用して、どれだけリードナーチャリングや既存顧客戦略に役立つのか、解説します。

企業の企画担当者がMAツール選びで、Pardotを検討している際の選定ポイントとして役立つことでしょう。

Pardotでメールマーケティング
Pardotのメール機能は、メールマーケティングに有効活用できます。その理由は、Pardotがマーケティング目的でメール送受信機能を備えているからです。

Pardotでは、次のメール機能が標準で備わっています。

● メールの作成
● メールのテスト
● メールの送信

Pardotでのメールの作成

Pardotのメール機能では、「再生利用できるメールの作成」と「メールテンプレートの作成」を順番に実行可能です。
メールテンプレートでは、「メールテンプレートページ」から追加をすることにより、オリジナルの定型メールが作成できます。

その際、メールテンプレートでは次の項目を選択する必要があります。

● フォルダ
● キャンペーン
● メールタイプ

メールテンプレートの種類を選択など、基本情報の設定をしてから、メールエディタで編集やテスト、送信設定をします。

メールをテストする
Pardotのメールテンプレートで作成してから、編集したメールはテストする必要があります。テストなしで送信することは、「スパムメール判定」のリスクも高くなるので注意が必要です。

Pardotのメールテスト機能は、レンダリングテストといい、顧客に届くメールの「レイアウト」や「件名」などをプレビューすることができます。さらに、プレビューから「スパム扱いされる可能性」の指標も確認可能です。

Pardotのメール機能「レンダリングテスト」では、25種類の顧客が受信する環境を想定して、1度に25種類のメール受信環境に送信した結果を確認できます。顧客のメール受信環境を手作業で確認することは、非効率的です。Pardotのレンダリングテストは、非効率な手作業をいっぺんで完了させられます。

さらに、Pardotのメールテストでは、8種類のスパムフィルタ―によって、送信するメールが「スパム扱いされるかどうか」確認することが可能です。事前にレンダリングテストで確認できる点がMAツール「Pardot」のメリットになります。

Pardotでのメール送信について

Pardotのメール送信時のポイントについて、解説しましょう。Pardotのメール機能では、メールテンプレート作成・編集操作をしているときに、次のボタンが非表示になっています。

● 宛先
● スケジュール
● 今すぐ送信

Pardotのメール送信は、送信者のタイムゾーンにもとづいてスケジューリングができます。その際、メール送信ができるプロスペクト(登録顧客)のリストを確認してから、送信スケジュール(送信予約)設定か、送信の実行か、選択になるでしょう。

Pardotでリストメールの送信
MAツール「Pardot」でメルマガを配信する際にはリストメール送信機能が役に立ちます。先ほど紹介したメールテンプレートの作成から、メールテストを完了させた後に、受信者リストに合わせてメルマガ送信をスケジューリング可能です。

Pardotのリストメールの送信で必要な権限は、Pardotの管理者ロールか、マーケティングロールになります。Pardotのリストの種類は次の3つです。

● 静的リスト
● ダイナミックリスト
● テストリスト

静的リストは、プロスペクトで構成された手動で編集可能なリストになります。
ダイナミックリストは、自動的な条件による判断で追加されたり、削除されたりする機能です。
テストリストは、送信前のメールをプレビューするためのリストになります。

さらにSalesforceとの連携を前提とした、「CRM公開可能」と「公開リスト」など、詳細に設定できるリスト機能もあります。

Pardotは、リストメールのレポートを表示可能です。メールレポートでは、リストごとに「開封率」や「バウンス数」などを分析するためにリストメールレポート機能が活用できるでしょう。

Pardotのメールトラッカー
Pardotは、メールによる顧客分析となるメールトラッキング機能があります。
Pardotのメールトラッキングは、メールのリンクを書き換えたトラッカーサブドメイン上での解析実行です。Pardotでは、複数のドメインをトラッカードメインとして活用できます。企業が複数のドメインを使って、サービス別でドメインを振り分けている場合やWebサイトを複数運営している場合に有効的です。

メールの開封率
Pardotのメールトラッキング機能では、受信者がメールを開封すると、htmlメール内に挿入されている1ピクセルの画像がカウントされる仕組みになっています。ただし、受信側のメールソフトやセキュリティ設定に影響を受ける点から、メールの開封率は正確さを追求できません。

Pardotのメールトラッキングでは、開封率以外にもWebトラッキング機能でも確認できる「クリック数」や「ユニーククリック」などで効果測定することも可能です。

Pardotのメール機能について知っておくべき特徴
それでは、Pardotのメール機能におけるマーケティングに役立つ特徴を取り上げていきましょう。MAツールの導入を検討中の企画担当者にとって、事前に知っておくべきポイントになります。

Pardotのメール配信上限は?データベースの上限
Pardotのメール配信には、上限があるのでしょうか?
Pardotのメール配信の上限は、データベースの上限に匹敵します。最初のプロスペクト設定で、メール可能なプロスペクトであれば、データベース制限としてカウントされるのです。

ただし、削除した「ゴミ箱」の中のプロスペクトは上限にカウントされません。
プロスペクト数が上限に達してしまうと、データベース内のクリーンアップか、容量の拡張が必要になります。
ある意味、データベースの拡張は、ビジネスを展開できる対象顧客の増加ともいえるでしょう。

Pardotのメール配信停止機能は「登録解除ページ」の設定
Pardotのメールでは、配信停止機能として「登録解除ページ」の設定ができます。
登録解除ページでは、レイアウトを活用してページのスタイルを設定し、Web上に掲載する流れです。
登録解除ページを設定しておくことで、顧客にとってはメール受信設定のハードルが下がることになります。

また別の方法では、プロスペクトレコードに「メールの配信除外」や「オプトアウト済み」の設定もあり、Pardot上から顧客のメール設定を制御することも可能です。

Pardotのメール添付ファイル設定の注意点
Pardotのメール機能には、一般のメールソフトにある添付機能はありません。
メールにファイルディレクトリを添付することができないのです。

そのため、Pardotのメールにファイルを添付するには、Pardot内で連携できるコンテンツファイルへのダウンロードリンクを設定する必要があります。
つまり、ファイルは、Pardot内でホストできるコンテンツであることが条件です。

Pardotの自動応答メールの注意点
Pardotのメール機能では、プロスペクトが同じ定型メールを何度も受信してしまう状況も考えられます。
そのためPardotの自動応答メールの注意点となるメールテンプレートの設定をしておくことが必要です。

Pardotの自動応答メールは、複数回受信してしまうことが注意事項となりますが、「完了アクションの制限」をかけることにより、制限設定の影響を受なくできます。
このように、メール受信の回数は設定可能です。

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